ベースは低い音域を奏でる弦楽器で、一般的に4本の弦で構成されます。
ギターよりもボディが大きく1本1本の弦も太いです。
エレクトリックベースの種類
エレキベースはざっくりと分けるとジャズベース(ジャズベ)、プレシジョンベース(プレベ)という代表的な2種類に分けられます。
ジャズベース

スリムなネック形状の個体が多く演奏しやすい
ピックアップと呼ばれる音を拾うマイクが2つついており、それぞれに音量を操作できるツマミがついているのと、音を柔らかくさせるトーンと呼ばれるツマミがついており、それらを載せたコントロールプレートと呼ばれる金属板がついているのも特徴
幅広いジャンルに使用されていて、最も定番で人気のあるタイプです!
プレシジョンベース

ジャズベースの比べてややネック幅が太く、パワフルなサウンド
ピックアップは2つに見えて実は1つだけになり、出てくる音もシンプルで、サウンドのバリエーションは少ないが図太い低音が特徴
こちらもオールジャンル対応可能ですが、どちらかというと激しめロックに合います!
変形型・5弦ベース
変わった形のボディが特徴です!個性を出したいなら、変形型から好きな形のものを選ぶのもあり♪
最近では5弦ベースといって、4弦ベースの低音側にさらに太い「Low-B」弦を1本追加したものも多くあります。通常では出せない超低音域を演奏できるのが特徴です。
エレキベースの構造と機能
さらにエレキベースは、アクティブベースとパッシブベースの2種類に大きく分けられます。
両者の違いは、簡単に言うと 電池を使うか使わないか? で分かれます。
パッシブベース
パッシブベースのコントロールはボリューム(音量)とトーン(高音)の二種類のみが一般的でノブの数は2つか3つのものが多いです。パッシブベースはバンドアンサンブルになじむ音を出すのが得意という特徴があるので曲を通して低音からバンドを支える、まさにベースのお仕事!といったサウンド出すのに向いており、ポップスやロックにパッシブベースが多い印象があります。
アクティブベース
アクティブベースは電池が必要。アクティブベースはボリューム(音量)とトーン(高音)に加えて、低音と高音を大きくしたり小さくしたりするノブが付いています。この大きくしたりするのに電池の力が必要なのです。そしてそれの何がメリットなのかというと、ベースを弾きながらもっと柔らかい音にしたい、もっと激しい音にしたい、そんなときに手元で変えられるということです。
輪郭のある、より抜けのいい音が特徴なのでソロなどで目立つ音や、周りの音が強いメタルやフュージョンなどでも埋もれない音を出すのに向いてます。
選ぶポイント
エレキベースは価格帯によってかなり音の差があります。とは言っても掘り出し物もあったり好みもあったりするので、楽器屋さんに行って、とにかく気に入ったものを試奏してみてください!
音で選ぶか?見た目で選ぶか?…どっちにしても気に入ったもを買った方が、断然やる気が出ます★